よくある質問     その2 05.05.28, 11:55
電話での問い合わせや来院された際に、『○○は治りますか?』と、質問されることが多いのですが、答えは“診なければ分かりません”です。
症状を訴えられても、その方によって原因も状態もまちまちです。質問される方は、“大丈夫ですよ。そういう方も皆さん良くなってますよ。”と、いう言葉を期待しているのでしょうが、むしろこういうことを言う方がおかしいのです。私の知る限りの技量のある治療家は全員“診てみなければ分かりません”と、言います。物ではない『生きた人間の体』をちゃんと見るということは、想像以上に難しいことなのです。だから、真摯に治療に取り組んでいる人ほど、治療に対して軽々しいことを言わないし、一般に難しいと言われている状態のものまで治療できるのです。

※私の言う“治療家”とは、国家資格を取得した人のことを指しています。
◎国家資格の種類
 ・鍼師、灸師
 ・あんまマッサージ指圧師
 ・柔道整復師
       
 以上の3種類“のみ”です。逆を言えば、巷でよく耳にするもは全て『無資格』となります。まあ、上記以外の証書が『お店』に掲げてあっても、それは○○スクールとかを卒業したというだけのことです。
by 院長:中村知仁  
よくある質問 05.05.24, 11:48
先日、初診の方を治療中に「どんな病気や症状の治療が得意か、現にどんな状態の患者さんの受診が多いのか」という旨の質問を受けました。ちょくちょく受ける質問ですが、私の答えは、『これといって得意とするものなど何もありません。どんな状態の方でも、初診の方を診る時は良い意味で緊張しますし、ガンや難病・その他の難治性のものでも、軽い捻挫程度のものでも基本的な診方はみんな一緒です。治療前から改善を完全に諦めている方(まあ、そういう方は初めからお断りしますが…)や、自分の体の変化を真剣に感じ取ろうとする気の無い方以外は、必ず体調の“改善”に気づかれます。さらに、そもそも治療というものであるならば、全身を細部に至るまでトータルして診なければならないと思うし、そのような診方をしないと改善されずらいし、局所を得意とするのはおかしいと思っています。』といった内容の説明をしています。
また、「どんな状態の患者さんの受診が多いのですか?」の質問の答えは、ここでは『他で治らないような状態の方』と、だけにしておきます。いろいろと差し支えがあるといけませんので。
受診されている方で、“他で嘘の説明を受けてこられた場合は”正しい説明とその説明と一致する治療結果を出します。

※「ガンや難病・その他の難治性のもの…」とありますが、その後に“改善”とあるように、まだこういった方々が受診されるようになってから然程時間が経っておりませんので“治癒”に至っておりませんし、“治癒を確約するものでもありません”。ただ、難病の方が短期間しか治療を受けていないのに、病院の検査結果でも数値で改善がみられたことは事実ですし、ガンの方の体調に改善がみられていることも事実です。しかし、飽くまでも過去の事実であり、そういう状態の方全員に当てはまることではありません。
by 院長:中村知仁  
関節の正しい診かた    05.05.21, 19:55
関節の可動域を数値で判断しても、必ずしも正しい指標になっているとは言えないと考えています。
車を運転される方は、ハンドルを思い出して下さい。“遊び”がありますよね。これと一緒で、関節にも“遊び”があり、その領域を出て初めて「関節の検査」が出来るのです。それから、動きが左右均等か,有り過ぎないか,無さ過ぎないか…などを検出しなければ『生体』を正確に検査したことにはならないのです。それを、初めから“遊び”の取り方も知らないで、曲げて硬いの軟らかいの言っていることが多いようです。その方によって「個人差」があります。だから、どこが悪くて関節が硬いのか,この関節の硬さは正常か異常かを見極められないと、いつまで経っても正常な状態になれないのです。
by 院長:中村知仁  
関節の柔軟性      05.05.16, 13:27
関節の柔軟性を分度器などを用いて数値だけで判断して、「硬いだの・軟らかいだの」言われ、そのせいで『○○が痛むとか悪くなる』と、他で言われたと治療時に話す方がいるのですが、確かに一理はあると思います。過度に運動不足で筋肉も衰え、関節も硬くなり、ケガをしたりどこかを痛め易いという方もいます。酷い方になると、自分で運動するのが面倒だから治療でなんとかして欲しいと… そんなの無理ですよ… 

ですが、適度に運動もストッレチもしているのに一向に体が軟らかくならないとか、体は柔らかいのにどこかを痛め易いという場合は、まず骨格に大きな歪みがあります。その歪みを治した上で運動やストッレチをすれば全身がしなやかに動くはずです。  
by 院長:中村知仁  
バランスについて    その2 05.05.12, 14:53
では、どのようにすれば良いかと言うと、『達磨落とし』の小槌の柄を頭の穴に差し込むと真っ直ぐになり収まりも良くなる。これですよ。

“全身の悪い箇所全ての関連性を診て一発で、前後・左右・斜め・上下をトータルしてバランスの取れた体にすること!”です。当院の治療は、そのようにバランスをとっております。

但し、『一発で』と言っても、一回で完全にバランスをとるという意味ではないですよ。その本人がもっている治癒力を一回一回引き出しているだけなので、その時引き出せる治癒力分しか状態の改善も崩れているバランスの改善もされませんよ。という意味です。逆を言えば、治療時に100%治癒力が働く状態でしたら一回の治療で劇的に改善する方も稀にいます。
by 院長:中村知仁  
バランスについて    その1 05.05.10, 20:15
『バランス』という言葉をよく耳にするかと思いますが、皆さんはこの言葉をどのように捉えていますか?
突然ですが、『達磨落とし』(正式な名称は知りませんが…)ってご存知ですよね?4~5個の積み木からなり、一番上の積み木には達磨の絵が描いてあり、頭の上には小槌を差し込める様になっている昔懐かしいおもちゃですよ。小槌で積み木の下を叩くと、叩いた所のズレに合わせて上もズレますよね?そのズレを正そうと反対側を叩くとまたズレ、当然上もズレる。これもバランスです。では、この現象を人間の体で考えてみると、何処かで施術を受けた方のなかには『(部分的に)ここがこうなっていたから こちらをこうしてバランスをとっておきました。』と、言う説明を聞いたことがある方もいらっしゃると思いますが、個々のバランスをとっていくことが全身のバランスをとるということではないのです。これだと改善しづらいのです。それでもたまたま改善してしまったということがあっても、積極的に治療したとは言えませんし、“部分的な症状の改善を追いかける”だけになってしまうことが多いのです。
by 院長:中村知仁  
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